声、届きましたか

「ロボット頭 ボクのはじめてのライブ」

昼公演、夜公演ともに、来ていただき、観ていただき、
沢山の方に応援をしていただき本当にありがとうございました。

iaitokyoのセカイをライブ公演というカタチでお届けすることは、
作品を創りはじめた時から軸のひとつとなる活動として考えていた大切な活動です。

2019年、少しずつライブに向けての準備をしていた頃、
the Margarinesのサポートとして入ってくれた岡 雄三さんに
iaitokyoの活動を話したところ、とても喜んでくれて、
曲を聴いて、ライブでベースを弾きたいと言ってくれました。
岡さんはその頃すでに病気を患っていたのですが、
変わらず笑顔で優しい言葉を何度も何度もくれました。

ライブというカタチで、
iaitokyoのセカイをロボット頭のセカイを
どうお届けするか…まだ少し迷いがあった時期でもありました。

考えて考えて結局実現できないまま、
ベースの岡雄三さんとの別れの時が来てしまったことは、
iaitokyoにとって大きな悲しみと空白をうみました。
そしてその悲しみと空白に向き合いながら作品として創りあげるなかで、
父が次のセカイへと旅立ちました。

レコーディングでも歌っていて泣いてしまって何度も録り直しました。
どんなに苦しくてもカタチにしなくては…ちゃんと伝えなくては…
「傘の下で降る雨」という作品は悲しみを乗り越え、
次のステップに踏み出すための大切な作品となりました。

そしてこの「傘の下で降る雨」で、個展「傘の下で降る雨展」を開催します。
展覧会というカタチでしたが、この時に私たちが出来る精一杯のLiveだったのです。

そしてその1年後、アコーディオンに出会います。
きっと運命だったのだと思います。
チャラン・ポ・ランタンの小春さんの動画を見ながら「これだ!」と心に響いたあの日。
アコーディオンでベースラインを奏でながら歌えるじゃあないか!
一筋の光が見えた瞬間でした。

そして2022年の春、12/11にライブをすることを決め、
ライブならではのアレンジ、音の響き、動き、言葉など、
全体の構成演出を担うリンドウくんと
ギターの恩賀周平くんとロボット頭のアコーディオンと歌
ほぼ1年かけて、リハーサルを何度も何度も重ね、
「ロボット頭 ボクのはじめてのライブ」を迎えました。

音楽CD絵本作品、アートイベントに続き、
ライブ公演という新たなるスタートラインに立つことが出来たのも、
いつも応援して下さる皆様のおかげです。

SNSでコメントいただいたり、
イベントでお声をかけていただけることは、
継続するチカラ、制作の励みになっています。
本当にありがとうございます。

ここからまた一歩、そして一歩一歩
iaitokyoのセカイをたくさんの方にお届けできるように、
がんばって活動いきたいと思っています。

ロボット頭と共にiaitokyoと共に
このセカイを楽しんでもらえたらうれしいです。

これからも応援どうぞよろしくお願いします